~ぴよまる、建物の声を聴くラストミッション!~
🐥ぴよまる:……にわのとりさん、ボク、この旅でいっぱいの“気づき”をもらった気がするよ。
🐔にわのとりさん:うむ。それがまさに「FM評価」の力じゃよ。
建物の今と未来、数字と想い、人と空間――
そのすべてを“見える化”して、よりよい選択につなげるのがFM評価なんじゃ。
🐶うらのいぬさん:今回は、ぴよまるたちが旅してきた“評価の全体像”を、一緒にふりかえってみるワン!
🐱うちのねこさん:ふむ…旅の終わりは、新しいまなざしのはじまりニャ。
🧭 FM評価の分類をふりかえる~建物と向き合う視点を整理しよう~
🐔にわのとりさん:第9章では、FM評価を3つの視点に分けて見てきたんじゃ。
分類 | 評価項目 | 主な視点 |
---|---|---|
📘 品質評価 | ① 品格性評価 ② 快適性評価 ③ 生産性評価 ④ 安全性評価 ⑤ 耐用性評価 ⑥ 環境性能評価 ⑦ 満足度評価 |
建物としてどれだけ「心地よく、信頼される存在」かを見つめる。 |
📘 財務評価 | ⑧ ファシリティコスト評価 ⑨ 資産評価 ⑩ 投資評価 ⑪ ライフサイクルコスト(LCC)評価 |
お金の視点で、建物の価値と費用対効果を分析する。 |
📘 供給評価 | ⑫ 面積や設備の活用状況 ⑬ サービスの適正提供 |
空間やサービスの“ちょうどよさ”を見つける。 |
🐥ぴよまる:ああ…ぜんぶ、ちゃんと意味があったんだね。
“見えなかったもの”が、少しずつ見えてきた気がする。
🐱うちのねこさん:オレは「数字の中にぬくもりがある」って、今回の旅で知ったニャ。
🐶うらのいぬさん:FM評価は、建物と人の“幸せな関係”を育てるツールなんだワン!
🚩 FM評価はゴールじゃない、スタート
🐔にわのとりさん:FM評価は、“成績表”ではないんじゃ。
むしろ、それは建物との対話を深める“はじまり”。
🧡 FM評価で大切にしたいこと
→ 気づき → 改善 → 再評価へつなげていく。
→ 今だけを見るのではなく、これからの成長を考える。
→ それぞれをバラバラにせず、つないで価値を育てる。
🐥ぴよまる:うん!ボクも、建物の「声」にもっと耳を傾けたいな。
🐱うちのねこさん:建物って、案外いろんなことを“黙って”教えてくれてたのかもニャ…。
🐶うらのいぬさん:評価することで、“建物も、使う人も、育っていく”ってことなんだワン!
📚 POINTまとめ
✅ FM評価は「建物を使う意味」を見える化する大切な仕組み
✅ 品質・財務・供給の3つの視点から、建物の“全体像”をとらえる
✅ 評価はゴールじゃなく、気づき→選択→未来づくりの第一歩!
🐥ぴよまる:ボクね…建物って“モノ”じゃなくて“パートナー”なんだって、やっとわかった気がする。
🐔にわのとりさん:うむ、その気づきこそが、最高の評価じゃ。
🐱うちのねこさん:さあ、明日は“どう使うか”を考える日ニャ。
🐶うらのいぬさん:第9章、完走おめでとうだワン!
さあ、次は「FM戦略」編へ…建物の未来地図を描いていこう!
🎮次回予告:第10章「FM戦略」
~ぴよまる、未来の地図を描く冒険がはじまる!~
🔗関連記事はこちら
➡第9章①:「FMの評価ってなんだろう?」
➡第9章②:「品格性評価ってどんなこと?」
➡第9章③:「快適性評価ってどうやるの?」
➡第9章④:「生産性評価ってどう見るの?」
➡第9章⑤:「安全性評価ってなにを見るの?」
➡第9章⑥:「耐用性評価ってどう考えるの?」
➡第9章⑦:「環境性能評価ってなにを見るの?」
➡第9章⑧:「満足度評価ってどうやるの?」
➡第9章⑨:「ファシリティコスト評価ってなんだろう?」
➡第9章⑩:「施設資産評価ってどうやるの?」
➡第9章⑪:「施設投資評価ってどう考えるの?」
➡第9章⑫:「ライフサイクルコスト評価ってなに?」
➡第9章⑬:「供給評価ってなに?」