🏢 楽しく学ぶ!ファシリティマネジメント講座
第10章③:「改善と経営戦略・FM戦略の関係とは?」
~ぴよまる、全体を見渡す視点を手に入れる!~
🐥ぴよまる:ねぇにわのとりさん。ボク、改善ってすごく大事だってわかってきたけど…どこをどう直すかって、どうやって決めるの?思いついた順?気づいた順?
🐔にわのとりさん:ふぉっふぉっ、それじゃ“気分まかせFM”じゃな。改善の優先順位や方向性は、「経営戦略」や「FM戦略」から逆算して考えるんじゃよ。
🐶うらのいぬさん:今回は、改善が“ただの修繕”ではなく、“経営とつながる選択”である理由を学ぶワン!
🐱うちのねこさん:つまりニャ、“上から見た地図”を持って動けるかどうか、ってことだニャ。
改善の方向性は経営戦略に基づく
🐔にわのとりさん:改善の方向性は、経営のゴール=経営戦略に沿っていないと意味がないんじゃ。
- コスト削減が経営目標 → 省エネ・効率化の改善へ
- ブランド向上が目的 → 快適性・美観向上の改善へ
- ESG重視の方針 → 環境配慮型の改善へ
🐥ぴよまる:なるほど!建物の“理想の姿”は、経営が描いた未来に合わせるんだね!
🐱うちのねこさん:オレの理想は、くつろぎ重視の経営戦略ニャ…
🐶うらのいぬさん:その場合、“猫用ソファー増設計画”が改善施策になるワン(たぶん)!
FM戦略と改善はループでつながっている
🐔にわのとりさん:経営戦略をもとに立てられるのが「FM戦略」じゃ。その中には、供給目標・品質目標・財務目標などがある。
🐥ぴよまる:あ!それって前に出てきたやつだね!
🐔にわのとりさん:そうじゃ。改善はその目標に向かって動くし、改善の結果がまたFM戦略にフィードバックされていく。つまり、改善とFM戦略は“ぐるぐる回る双方向ループ”なんじゃよ。
🐱うちのねこさん:ニャるほど…オレがひとつ改善すると、次の戦略に反映されるんだニャ(つまり、ソファーがふわふわになる可能性)。
改善を「点」で終わらせず「線」に変える
🐔にわのとりさん:改善が一つ一つ“点”のように見えても、経営戦略につながれば“線”になり、“道”になるんじゃ。
たとえば…
- トイレの照明をLEDに交換 → コスト削減の第一歩
- 空調の改善 → 快適性向上 → 顧客満足度UP → ブランド価値向上
🐶うらのいぬさん:それが、FMの改善が「未来をつくる選択」と言われる理由なんだワン!
🐥ぴよまる:ボクの行動が、未来の会社をちょっと変えるなんて…ワクワクするね!
POINTまとめ:改善と経営戦略の関係
- 改善は、経営戦略やFM戦略と連動して進めることが大切
- FM戦略の目標(供給・品質・財務)に基づいて判断する
- 改善は点ではなく、経営戦略につながる“道”として考える
🐥ぴよまる:ボク、もう「とりあえず直す」じゃなくて、「この改善、どこにつながってるんだろう?」って考えてみる!
🐱うちのねこさん:それができたら、オレも“戦略的くつろぎ”を提案するニャ…
🐔にわのとりさん:そうじゃ、ぴよまる。改善とは、会社の“未来の地図”に印をつける行為なんじゃよ。
🐶うらのいぬさん:次回は、もっと具体的に!「スペース供給」の改善について見ていくワン!
🎮次回予告:「供給目標の改善とは?」
~ぴよまる、スペースの“もったいない”と向き合う~
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