運転免許は不要でも、“意識”は必要:マナーと備えで守る自転車ライフ

2026年4月1日施行:自転車関連の道路交通法改正ポイント 時事・ニュース解説
2026年4月1日施行:自転車関連の道路交通法改正ポイント

2026年4月、自転車のルールが大きく変わります。


【2026年4月施行】自転車にも「青切符」制度が導入されます

これまで指導中心だった自転車の違反行為に、ついに「反則金」が科される時代がやってきます。2026年4月から施行される新制度では、信号無視や歩行者妨害などの違反に対し、青切符による罰則が正式に導入されます。

●信号無視:6,000円
●スマートフォン操作をしながらの運転:12,000円
●傘さし運転:5,000円
●歩行者妨害や右側通行、二人乗り、並進など:3,000〜6,000円

警察庁の調査によると、重傷事故の75%以上に自転車側の交通違反が関与しているとされ、この制度の導入は「危険な自転車運転の抑止」が狙いとされています。

【実話から学ぶ】ふとした油断が、大切な命を奪うことも

これは、わたしの友人に起こった忘れられない出来事です。

ある晴れた日のこと。ご両親が並んで穏やかに散歩していたとき、見通しのよい道で、若いサラリーマンが乗る自転車とすれ違いざまに接触。お父様はふらりと体勢を崩し、後頭部を強く打ってしまいました。

そのまま意識が戻ることはなく、翌日、静かに息を引き取られたそうです。

皮肉なことに、お父様は長年、警察官として地域の交通安全に尽力されてきた方。定年後も、交通安全キャンペーンに積極的に参加されていたとのことです。
その訃報を聞いたとき、胸が締めつけられるような、やるせない思いに包まれました。

自転車は手軽な移動手段ですが、時に大きな力を持つ「軽車両」でもあります。
スピードが出れば、歩行者にとっては凶器にもなりかねません。
だからこそ、規制の強化には「やっとか」という思いもありますし、
命を守るというマナー——その意識も、今こそ見直されるべき時代に入ったと感じています。


【マナー+備え】をセットにしよう

これからの自転車ライフに大切なのは「交通マナー」と「備え」です。

●スマホながら運転をしない
●信号・標識を守る
●歩行者への気配りを忘れない
●夜間のライト、反射板を必ず点灯
●ヘルメットは大人も着用推奨

そしてもう一つ、見落としがちなのが備えとしての自転車ロードサービスです。


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最後に:自転車の時代、私たちの意識も進化しよう

2026年以降、私たちの「自転車の乗り方」は、問われる時代になります。
気軽に乗れるからこそ、「意識」と「責任」を持つことが、事故を防ぎ、自分も誰かも守るカギになります。

そして、もしもの時の安心も、きちんと“備え”ておきたいですね。

【参照元】

🔗自転車に関する道路交通法の改正について 警視庁
🔗自転車の駐車違反や無灯火などに青切符導入へ! 警察庁が政令案公表|意見募集は5月25日まで|自動車交通トピックス|JAF Mate Online

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