~MBO・KPI・PDCAで、ごきげん空間をスパイラルアップ!~
🌀 目標って、どうやって管理するの?
🐥ぴよまる:にわのとりさん〜、FMって「目標管理」が大事って聞いたけど、どうやってやるの?なんだか難しそう…。
🐔にわのとりさん:おお、それはええ質問じゃな。ファシリティマネジメントでは、「MBO」「KPI」「PDCA」という3つの言葉がカギになるんじゃよ。
✅MBO:まずは「ゴール」を決める!
MBOとはManagement by Objectives(目標による管理)の略。
つまり、「何を達成したいか?」をチームで共有して、みんなで同じ方向に向かうための考え方です。

FMでの事例
●電気代をかかる比で10%削減
●苦情ブロックを月5件以下に
●修繕計画の実施率を100%に
🐶うらのいぬさん:「なんとなく頑張る」じゃなくて、「どこに行きたいか」を最初に決めたワン!
🐱うちのねこさん:ゴールの旗を立てるのがMBOニャ!
✅KPI:進捗を「数字」でチェック!
目標を立てたら、今どれくらい進んでいるのか見える化する必要があります。
そこで登場するのがKPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)です。

KPIの例
●エネルギー使用量(月別・施設別)
●苦情のテクと対応時間
●修繕完了率
●CO₂排出量などの環境指標
🐥ぴよまる:KPIって、「いまどこにいるか」を教えてくれる地図とメーターなんだね!
🐔にわのとりさん:その通りじゃ。数字で見えると、みんなで状況を共有しやすいんじゃよ。
✅PDCA:改善の「サイクル」を回そう!
PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の繰り返しサイクルです。
目標と現状が見えたら、次はこのPDCAを使って、どうしたらもっと良くなるか考えていきます。
🐱うちのねこさん:1回やって終わりじゃなくて、ちょっとずつ良くなっていくのニャ〜。
🐶うらのいぬさん:チームでアイデア出して、試して、見直して、またやって…って繰り返しやっていくワン!
🔁スパイラルアップ:ぐるぐる進んで、どんどん上へ!
PDCAは、ただの「繰り返し」ではありません。うまく活用すれば、毎回の改善が積み重なって、どんどん上にのぼっていくんです。これを「スパイラルアップ」と言います。
🐔にわのとりさん:毎回ちょっとずつでも進化していたら、途中すごく良くなってるもんじゃ。
PDCAを“スパイラル”にして、気流に乗ってんじゃよ!
🐥ぴよまる:わあ〜!くるくる上がってくのって、まるで建物のごきげん階段だ〜!
🧭3つのステップで、目標管理をもっと身近に!

概念と役割 FMにおける例
- 経営管理 ゴールを決める 電気代10%削減などの明確な目標
- 重要業績評価指標 進捗を数値で測る エネルギー使用量、困難状況
- PDCA 改善のループを回す 月ごとに試してみて、反省
- この3つを踏まえて、チームの一致団結、改善が加速し、建物の運営がスマートになります。
🐥ぴよまる:なんか、目標管理ってすごくワクワクしてきた〜!数字も作戦も、未来をつくる道具なんだね♪
☕この記事のまとめ
- MBOでゴールを特定
- KPIで進捗を可視化
- PDCAで改善をくり返す
- スパイラルアップで成長を加速!
ファシリティマネジメントにおける「目標管理」は、概念的管理じゃない。
建物も人も、どんどんごきげんになる未来づくりなのです✨
🎮 次回予告:第4章⑤「まとめ:FMのしくみは成長エンジン!」
~チームで育てる、建物と未来~
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➡第4章①:「FMの標準業務ってなに?」
➡第4章②:「8ユニットってどういうこと?」
➡第4章③:「FMの目標ってどう決めるの?」