~ぴよまる、改善リーダーとしての第一歩を踏み出す!~
🐥ぴよまる:ねぇ、にわのとりさん…改善って、すっごく大事だと思うけど…
誰がそれをやるの?建物が「ここ、直して~」って教えてくれるわけじゃないよね?
🐔にわのとりさん:ふぉっふぉっ、そこに立つのが「ファシリティマネジャー(FM)」じゃよ。
わしらの仕事は、“建物の声なき声を聴き、人の暮らしを守る”ことなんじゃ。
🐱うちのねこさん:オレ、それ…かっこいいと思ったニャ。無口なヒーローみたいニャ。
🐶うらのいぬさん:今回はその“ヒーローの正体”にせまるワン!
🕵️♂️ “気づき”を武器にするプロ、それがFM!
🐔にわのとりさん:FMの役割でまず大切なのは、利用者目線で気づくことじゃ。
→ 日常の中で“困ってる”瞬間に気づけるかな?
→ 目的が変わった? 動線が悪い?
→ 小さな「モヤッと」が溜まっていない?
🐥ぴよまる:それって、「アンケート結果だけ」じゃわからない気がするなぁ…。
🐱うちのねこさん:つまりニャ、「見えない違和感」に気づけるかどうか、ってことかニャ。
🐶うらのいぬさん:そう!“空気を読む”プロでもあるんだワン!
🚩 改善の旗を掲げるリーダー、それがFM!
🐔にわのとりさん:気づいたあとは、“どう改善するか”を決めるリーダーでもある。
🔧 改善案を考えるときのチェックポイント
→ 寿命?トラブル頻発?「今」が替えどきかも?
→ 動線や使い勝手、少し変えるだけで変わることも。
→ 費用に見合う効果がある?優先順位はどうする?
🐥ぴよまる:うわぁ…それって、たくさんの人のことを考えないといけないね!
🐱うちのねこさん:オレなら“猫にやさしい導線にしましょう”って主張するニャ…。
(※たぶん、キャットタワーのこと)
🐶うらのいぬさん:もちろん意見調整も役目の一つ。改善の旗を振る“調整役”でもあるんだワン!
🔗 人と建物をつなぐ力、すべてのカギはFM!
🐔にわのとりさん:ファシリティマネジャーは、たくさんの人と建物を“つなぐ”存在でもあるんじゃ。
🔗 つなぐべき「4つの視点」
→ 小さな困りごと、満足・不満のヒントがそこにある!
→ 限られた予算内で、最適な選択を探そう。
→ 現場対応のスピードや質も、改善のカギになる!
→ 中長期の視点や経営戦略との“つながり”が大事!
🐥ぴよまる:ボク…なんだか“翻訳家”みたいにも思えてきた!
🐱うちのねこさん:“ヒト語”と“建物語”を行ったり来たりしてる感じニャ!
🐶うらのいぬさん:そのとおり!つなぐ力があるから、改善が“独りよがり”にならず、みんなの幸せにつながるんだワン!
📚 POINTまとめ
✅ ファシリティマネジャーは「気づき・判断・実行」を担う改善のリーダー
✅ 利用者の視点に立ち、見えない課題をすくい上げる
✅ 人・建物・戦略を“つなぐ”調整力がカギ!
⇒ ファシリティマネジャーは、“静かなキーパーソン”!
🐥ぴよまる:ボク、ただのヒヨコだけど…
「建物の声を聴いて、人のために動けるひよこ」に、なりたいな。
🐱うちのねこさん:おお…それ、心にきたニャ…名言だニャ。
🐔にわのとりさん:その心こそが、FMの第一歩じゃ。
改善とは、誰かのために目を向け、動くことなんじゃよ。
🐶うらのいぬさん:次回は、改善と“経営戦略”との関係を見ていくワン!
もっと広い視点から、FMの本領が発揮される話だよ!
🎮次回予告:「改善と経営戦略・FM戦略の関係とは?」
~ぴよまる、全体を見渡す視点を手に入れる!~
🌍 ひとつの改善が、企業全体を動かす!?
ファシリティマネジメントの本領発揮編、スタート!
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➡ 第10章①:FM戦略・改善は、現場から生まれる