JT(2914)2025年3月期 決算分析

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JT(2914)の決算を読み解く!

~高配当の王者は、未来も安泰なの?ぴよまるたちと読み解く!~

※本記事は2025年5月7日に発表されたJT(日本たばこ産業株式会社)の2025年3月期決算に基づいて作成しています。


📊《1. 今期の業績まとめ》

2025年3月期 決算★POINTまとめ

  • 売上高:2兆6,157億円(前年比+7.1%)
  • 営業利益:7,217億円 (+2.1%)
  • 純利益: 5,282億円(▲4.7%)
  • 配当金:1株あたり188円(+6円)
  • 配当性向:76.5%

🐥ぴよまる:配当は増えてるけど、利益は下がってるんだね?

🐔にわのとりさん:うむ。売上は伸びたが、為替や国際事業のコストが響いて、純利益はやや減少じゃ。

🐱うちのねこさん:でも配当は増えてるニャ!

🐶うらのいぬさん:配当性向76.5%ってかなり株主思いだワン!


🔭《2. 来期の見通しは?》

2026年3月期予想

  • 営業利益:6,900億円(前年比▲4.4%)
  • 純利益:5,000億円(▲5.3%)
  • 配当金:1株あたり190円(+2円)

🐥ぴよまる:またちょっと減益?でも配当は…増えてる!?

🐔にわのとりさん:その通りじゃ。利益は控えめ予想じゃが、配当は増やす方針を維持しておるのう。

🐶うらのいぬさん:“高配当ブランド”を守る強い意思を感じるワン!


🚥《3. 投資するかどうか、どう見たらいい?》

【プラス材料】

  • 売上は順調、国内たばこ市場も堅調
  • 増配継続の方針で、株主還元に積極的
  • 配当利回りは高水準(約2%)

【マイナス材料】

  • 利益はやや減少傾向
  • 国際規制や為替の影響を受けやすい
  • 配当性向が76.5%と高く、持続可能性に注視が必要

💬 補足:配当性向76.5%ってどうなの?

🐥ぴよまる:配当性向って普通は50%くらいが理想って聞くけど…76%って大丈夫なの?

🐔にわのとりさん:よく気がついたのう。

通常の目安は30〜50%。70%を超えると「やや高め」とされるが、JTのような成熟産業では珍しくはないんじゃ。

とはいえ、利益がさらに下振れすれば「配当維持」が難しくなるリスクもある。株主還元を優先しすぎると、成長投資が後回しになる可能性もあるから、バランスを見る目が大事じゃな。

🐶うらのいぬさん:配当が魅力の銘柄ほど、「続けられるか」も考えるのが投資家の心得だワン!


🎌《4. にわのとりさんの結論》

🐔にわのとりさん:JTはのう、「派手に伸びる企業」ではないが、「安定と還元に強い企業」じゃ。高配当という軸を大切にしたい人には向いておる。

🐱うちのねこさん:じんわり育てるおこづかい株って感じニャ。

🐶うらのいぬさん:安心して長く持てる「お守り株」のひとつだワン!


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